北海道女子旅2022・その5止

北海道女子旅2022・その4のつづき。

 

【2022年7月17日(日)】

早朝温泉でさっぱりした後、朝食へ行くまでの時間、部屋でゴロゴロしていたら、窓際に座っていたBさんが突然「ひゃああ~!」という奇声をあげたので、まさかGでも出たのかと思って驚いて振り向いたら、


▲窓辺にお客さんが来ていた。

実は窓のところに「カモメが飛来しますが、エサを与えないでください」などと注意書きがしてあるのには気づいていたのだけど、本当に来るのか。


▲カモメと見つめあうBさん

カモメをこんなに間近で見るのは初めてだ。キョロキョロと首をかしげて部屋の中を伺う様子が何ともかわいらしい。けっこう長くそこにいたが、最後は「何もくれないの?ちぇっ」という顔をして飛び去って行った。
外を見ると、何羽かのカモメが飛び交っていて、それぞれにホテルの部屋の窓辺を訪問している様子。たまには朝ごはんをもらえることもあるのかしら。

我々もビュッフェ形式の朝ごはんを頂いた後、ホテルをチェックアウトして、この辺りの自然を巡る観光へ。


昭和18年の火山活動で麦畑だったところが盛り上がってできた昭和新山。約2年かけて今の高さになったそうです。

最終日の今日はお天気がイマイチ、なんだけどそれがかえって怪しい雰囲気を醸し出してるかも。赤い山肌からいまだに湯気が上がっていて、間近で見ると迫力。
帰宅してから、こういうときのために録りためてあるブラタモリ「洞爺湖」(2017年11月放送)を見てみたら、なぜこういうお椀のような形なのか、なぜこの色なのか、など解説されていて面白かった。そして当時その克明な成長記録を作って世界から評価され、今は銅像になって昭和新山を観察しつづけている三松正夫さんについても俄然興味がわいた。もしまた行く機会があったら三松正夫記念館も訪れてみたい。


ロープウェイ有珠山に登ってみる


▲遊歩道を少し歩いて展望台へ。紫陽花がきれいに咲いていた


▲展望台からの眺め。洞爺湖昭和新山が眼下に


▲噴火口側。晴れていればこういう景色が見えるらしいのだけど・・・真っ白


▲でもしばらく待っていたら少し雲が晴れてきた


▲さらに待ったら、火口が見られた!なんか煙出てる!
すぐにまた雲が押し寄せてきて真っ白になってしまった。でも一瞬でも見られて満足。

 

下山して、洞爺湖界隈を後に。空港方面へ向かいながら、まだ少し時間があるので、支笏湖に寄る。


▲山線鉄橋。昭和26年までここに鉄道が走っていたそうです


支笏湖。果てしなく・・・白い。こういうときは「幻想的な風景」と評価するのだ

でも後で思い出したけど、支笏湖はのっぺらぼうがアイヌの砂金の一部を持ち出して逃げた後、舟が転覆して捕まった場所。つまりここも聖地のひとつ(忘れてたけど)。この湖のどこかにのっぺらぼうの乗っていた丸木舟と砂金が沈んでいると思って見るとまた感慨深いものが・・・


▲水がむちゃくちゃ透明できれい。水質日本一だそうです。
このお天気でもカヌーを楽しんでいる人たちがいて、気持ちよさそうだった。

 

さて、名残惜しいけど、そろそろ時間なので空港へ。


▲最後の食事は空港で食べた味噌ラーメン

 

最後まで盛りだくさんの北海道満喫旅でした。
久しぶりの非日常を楽しめたのはもちろん、気の置けない友人たちと直接会って時間を過ごせることの尊さを再確認した旅でもあった。コロナ第7波ギリギリ直前のタイミングでちょっと不安もあったけど、ともかく全員無事に旅を終えられて良かった良かった。

忙しい中いろいろ準備して迎えてくれた上に、全行程ドライバーとして私たちが行きたいところ全部を回ってくれたMさん、本当にどうもありがとう。晴れ女パワーで雨予報をことごとく覆し、聖地巡りで一緒に盛り上がってくれたBさん、本当にどうもありがとう。

次回までにまた行きたいところ考えておこう♪

 

【おまけ】


サッポロクラシックゴールデンカムイ缶

ちょうど第5弾発売前で、現地で買えなかったのを、先日Mさんが送ってくれた(感涙)。こちらも北海道限定のザンギミックスとともに。
これでまだしばらく旅の余韻を楽しませていただきます。