北海道女子旅2022・その4

北海道女子旅2022・その3のつづき。

二風谷を後にし、さらに車で約1時間。白老町に2020年7月オープンしたウポポイ (民族共生象徴空間)へ。


▲PRキャラクター「トゥレッポん」トゥレプ(オオウバユリ)の年頃の⼥の⼦。
あ、女の子だったのね、今知ったわ。

博物館の入館に予約が必要だったことを着いてから知る。15時台の整理券は終わっていたので、30分ほど待って入館。駐車場もいっぱいだったし、賑わってるんだな。


国立アイヌ民族博物館
二風谷のアイヌ博物館とまた全然違って、開放的で明るくモダンな雰囲気の展示室。





なんかここは映(ば)える展示品が多いな(私がそういうのばかり撮っているせいかもしれんけど)。展示の仕方も妙にオシャレで、私の思っているアイヌのイメージとちょっと違う感じ。あえてそういうのを狙っていると思われる。でもそれだけではなく、周辺諸国との交流や過酷な歴史、現代のアイヌなどについても触れられていて、その気になれば学びも多い。


▲ロビーから見たポロト湖

博物館以外にも体験学習館やホール、工房など、湖を囲んでいろいろな施設が配置されている。広々として散策にも良さそう。


▲「伝統的コタン」ゾーンへ行ってみる・・・えっ、チセでかくね!?


▲中もやたら広い
聞いたら普通のチセの3倍サイズで作ってあるそうです。儀礼のパフォーマンスなどをやる場所らしいので、大勢のお客さんが入れるようになってるんだと思う、たぶん。でもそう書いておかないと、知らない人はほんとにこんなでかい家なんだと思っちゃわない?


▲普通サイズのチセとプとヘペㇾセッもあったが外から見るだけだった

最後に博物館とエントランス棟のお土産売り場を見て帰る。お土産も充実していたし、今回は寄らなかったけどアイヌの伝統料理(オハウとか)が食べられるレストランもいくつかあったりして、要するにここはアイヌのテーマパークなんだなという印象。ちょっと商業的匂いが鼻につくという人もいるかもしれない・・・でも私はこういうのもアリだと思う、楽しかったし。

 

一日たっぷりアイヌを満喫して、日も落ちかける海岸沿いをさらに車で1時間、今日の宿の洞爺湖温泉へ。


▲宿の部屋からの眺め、絶景

旅館の美味しい晩ごはんを頂き、夜はこの時期毎日開催されている湖上花火大会をお部屋から鑑賞。こんな間近で見る花火は何年ぶりかしら。湖面に反射する光も美しくて感動。しかし花火の美しさというのは写真には写らないものなので(←単にうまく撮れなかっただけ)読者の皆さんの想像力にお任せいたします。

 

最終日につづく。