北海道女子旅2022・その1

梅雨明けしたはずなのにジメジメムシムシと不快な気候に嫌気がさしたので、関東を脱出してきました。


札幌在住の友人Mさんにお誘い頂いて、6年ぶりの北海道へ。飛行機乗ったのも6年ぶりだわ。


今回は初日からめいっぱい楽しむため前日入り。
夕方、もうひとりの友人Bさん(前回の日記にも登場)と札幌駅で合流し、


駅前でやっていたビアガーデンで飲みつつ、Mさんの仕事が終わるのを待つ。
湿度が低くて爽やかで、外飲みが気持ち良い。そしてサッポロクラシックがうまい♪

しかし風が強くてちょっと寒くなってきた。関東じゃ夜でもエアコンつけて寝てるのに、寒いってなぁ。屋内のレストランへ移動してさらに飲んでいたらMさんが来たので、久しぶりの再会を喜びつつ、みんなでM邸へ。お世話になります!

 

【2022年7月15日(金)】

初日は札幌市内観光。

まず最初にMさんが連れて行ってくれたのは幌見峠のラベンダー畑

▲満開のラベンダー畑の向こうに札幌の市街地が見渡せて絶景。北海道に来ました!って感じがするね。


▲切り取ると富良野っぽい


▲なんか貴族な犬が来ていてみんなの被写体になっていた

 

続いて、円山にある北海道神宮へ。北海道開拓の守護として明治2年に創建された北海道総鎮守の神社だそうです。


▲鳥居、でかっ


▲広くて気持ちの良い境内に立派なお社です。ちょうどご祈祷が行われていた。今回の旅の安全をお願いしておきました。

境内に六花亭の小さな支店があり、ここでしか食べられない「判官さま」という焼きたてのお餅を頂く(そば粉が入っているので私はちょっと遠慮して、別のお土産を)。

 

続いて、北海道大学植物園へ。札幌駅にほど近い街の真ん中に、こんな森のような場所があるんやね。とても広くて全部見て回ろうと思ったら相当な時間が必要になってしまうので、今回はものすごくピンポイントに攻める。


▲江渡貝くんち!じゃなくて博物館本館(明治15年(1882)、重要文化財

ゴールデンカムイに登場する変態剝製職人、江渡貝くんの家のモデルになった建物。モデルというか外観そのまんま。


▲そして中は剥製博物館。だからここを江渡貝くんちにしたのね・・・

ヒグマや絶滅したと言われるエゾオオカミ樺太犬海獣、鳥類、小動物などあらゆる剥製や資料がみっしり並んでいて、この広さの割に見ごたえ充分。この建物は現役の博物館建築としては日本最古なんだそうな。このレトロな陳列ケースも当時からのものなのかな、いいな。


▲この周辺には重要文化財登録有形文化財群としてバチェラー記念館、倉庫、トイレ(!)などが集められていて、どれもかわいらしい。

ところで、この時代の北海道の建築にはこういう有名なのもあったりするが↓


▲旧札幌農学校演武場(明治11年(1878)ウィリアム・ホイーラー、重要文化財

このような下見板張りの建築が多いのは、明治政府が北海道を開拓するにあたって、アメリカ開拓を手本とするべく、アメリカから開拓顧問団を招いたことにより、当時のアメリカの木造技術が持ち込まれたから・・・ということが手元の参考書(「日本の近代建築(上)」藤森照信著)に書いてある。なるほど。

 

さて、そろそろお腹もすいてきたのでどこかでお昼を、と言いながら次に訪れたのは


サッポロビール博物館 
ここも聖地巡礼のひとつだったり。あの煙突から笑いながら落ちてった奴がいたなぁ


▲なんて書いてあるでしょうか!(答えはこのページの一番下)

ビールの博物館は日本で唯一ここだけなんだそうです。開拓とサッポロビールの歴史を学ぶことができます。自由見学は無料。


▲明治時代の工場の模型。
確かにこれだけ広くて建物があったらあのすったもんだになりそうだ・・・

ミュージアムショップでお土産を見た後、敷地内のレストランでランチ。


ジンギスカン
ドリンクはビールではなく、リボンナポリン(←あ、はてなブログタグがついたので詳しくはこちらへ)なんか子ども向けのフルーツガム?みたいな味。


▲鉄板が北海道の形だった(鉄板ガードをご丁寧にこの形に切り抜いてあるのがまた)。お肉めっちゃ美味しくて満足!

 

初日がまだ終わらないけど、長くなったので次回につづく。

 

クイズの答え↓