北海道女子旅2022・その2

北海道女子旅2022・その1のつづき。

遅めのランチの後は、北海道開拓の村へ。
明治から昭和初期に北海道内に建てられた建物を移築復元した野外博物館。明治村の小規模バージョンという感じで、私の大好物なところなんだけど、今回はほぼゴールデンカムイ聖地巡礼のために訪問(ちなみにMさんは金カム読んでない(せっかく北海道在住なのに!)ので完全にBさんと私の趣味につき合わせている)。

小規模とは言ってもむちゃくちゃ広い。全部じっくり見て回ったら一日かかるところを閉園までの2時間ちょっとで見なければならないので、わかりやすい聖地を中心にここもピンポイントで回る。

▲旧開拓使札幌本庁舎(復元)(明治6年(1873))
札幌の街づくりのシンボル的な存在として建てられた下見板建築で、旧北海道庁舎の北側にあったそうです。が、わずか6年後の明治12年に焼失。遺っていたら重文以上確定だっただろうにな~残念。ちなみにここは聖地ではない。

ここから聖地巡り(ついて来られない人は置いていきます)↓


▲恐怖の殺人ホテル、札幌新世界ホテル(旧浦河支庁庁舎、大正8年(1919))
大正8年のものだからゴールデンカムイの時代にはまだないはずの建物ですな。


▲土方組のアジト(旧福士家住宅、明治時代)
縁側の長椅子でくつろいでいる土方さんが目に浮かぶようです。
漫画では外観は別の建物をモデルにしていて、この家の実際の入り口は


▲こんな洋風だったりして、かなり面白い建物。


▲谷垣が電報を受け取った郵便局(旧島歌郵便局、明治35年(1902))


▲まんま過ぎて胸熱な山本理髪店(旧山本理髪店、大正後期)


▲この構図にも見覚えがある・・・


▲みんなで写真を撮った写真館(旧広瀬写真館、大正13年(1924)(再現建造物))


▲自然採光のため屋根をガラス張りにしてある2階の撮影室。
明治村でもこういう写真館を見た気がする。けど北海道では雪が積もったら使えなくなっちゃうと思うけど、頑張って雪下ろししたのかしら・・・


▲杉元がニシン蕎麦を食べた蕎麦屋(旧三〼河本そば屋、明治42年(1909)頃)
施設内の食堂ではニシン蕎麦が食べられるらしいです。


▲ニシン番屋(旧青山家漁家住宅、大正8年(1919))


▲辺見和雄とヤン衆が集まって囲炉裏を囲んでいた番屋内部
茨戸の抗争でも同じ建物が使われてたり。

今回見学できたのもできなかったのも含めて、モデルになった建物はまだまだいっぱいある。別に公式に発表されているわけではないので、あくまでファンの推測なんだけど、網羅してまとめてあるサイトがいろいろあるので、気になる方は検索してください。後から見ると、あ~ここも行きたかったという建物がけっこうある・・・そして聖地でなくても面白そうな建物が他にもいろいろ。ここはぜひいつか再訪問して、もう一度じっくり見学したい。


▲かわいいお馬さんがゆっくりゆっくり引いてくれる馬車鉄道も走っていた


▲冬場は馬そりになるらしい。これ乗ってみたいな~
次回は冬に行こうかしら・・・むちゃくちゃ寒そうだけど。

一日たっぷり遊んで帰ってきて、晩はMさん邸にて生春巻き大会。


もちろんお酒も入って、あれやこれやのおしゃべりが弾む。

 

翌日につづく。