北海道女子旅2022・その3
北海道女子旅2022・その2のつづき。
【2022年7月16日(土)】
▲Mさんが用意してくれた朝食
こんなオシャレで健康的な朝ごはん、うちで出たことなくてふるえる。
2日目はMさんに車を出してもらって(昨日も出してもらったけど)遠出。
これまた聖地巡りの続きのような、アイヌ博物館をハシゴします。
まずは札幌から車で約1時間50分、平取町立アイヌ文化博物館へ。
二風谷コタンの中にあり、この地方のアイヌ文化を学べる博物館。
▲博物館棟の周辺にチセ(家)が並び、コタン(集落)が再現されている
▲かわいい自販機もあったり
▲展示スペースはそれほど広くないが、ぎゅっと凝縮してたくさんの民具が展示されている
▲アットゥシ(厚司)織機 いわゆる腰機、なんだけど経糸めっちゃ長いな
▲イクパスイ(神様にお酒を捧げる道具)
こんなにいろいろあるものなのね。かなり凝った装飾のものも。
▲イオマンテ(熊送りの儀式)に使う道具たち 盛大さが伝わってくるような展示
▲チㇷ゚(丸木舟)に乗って嬉しそうなふたり
▲チセ(家) 中に入れるものもあった
▲プ(高床式倉庫)とヘペㇾセッ(子熊のおり)
ゴールデンカムイの中で見たものの実物が目の前に次々現れるので、いちいち反応してしまう。アイヌ語の音声や映像などの視聴覚資料も興味深い。この土地に本当にこういう暮らしがあったのね。
続いて、お隣にある姉妹館、萱野茂二風谷アイヌ資料館へ。
アイヌに生まれて、アイヌ民具や民話の収集に尽力したアイヌ研究者、萱野茂さんのコレクションが展示されている。
▲1972年開館当初の匂いの残る懐かしい(?)雰囲気。しかし資料の種類と点数がすごい
萱野氏の収集した資料1121点は国の重要有形民俗文化財の指定を受けているそうで、もともとこちらに収蔵されていて、こちらが手狭になったので、先ほどの平取町立アイヌ文化博物館(1992年開館)に寄贈された民具もたくさんあるそうです。
▲ニャアと鳴く声が聴こえたので見に行ってみるとお客さんが
しょっちゅう来て勝手に上がり込んでくるニャンコなんだとか(笑)
やっぱり1日分の日記が1回で終わらない、何故だ。
次回につづく。