名古屋旅・その2 The Rhapsody Tour 後編

名古屋旅・その1 The Rhapsody Tour 前編のつづき。

18時ごろ会場に入って自分の席へ。
スタンドS席の中では前のほう・・・なんだけど、やっぱり遠いな~。


まあほぼ正面でステージ全体を見るには見やすそうかな。


開演10分前。すごい人だ・・・武道館のときとは全然違うな。
開演時刻近くなって、会場から自然発生的に手拍子が起こる。けどなかなか始まらない。10分ほど過ぎてから会場暗転、オーケストラのコンサートが始まる前のチューニングの音が流れ、「Innuendo」の荘厳なイントロとともに舞台上に設置されていたクラウンが上がっていく。スクリーンにはギリシャ神殿のような円柱と赤い緞帳が。なるほど、”(Bohemian)Rhapsody” Tourだからオペラ座仕立てなのね。

などと理解したのは実は後で冷静になって思い返してからであって、そのときはいよいよ始まる興奮で「わーゴージャスだな~!」くらいしか思っていなかった。そしてその興奮のままめくるめくショーが展開され、どっぷりQueenの世界にひたって夢ごこちのまま、気づいたらもうGod Save the Queenが流れていた・・・てマジでそんな感じだった。楽しかったという高揚感だけは残っている(そして声が枯れている)けど、記憶が断片的にしかない・・・Is this the real life? Is this just fantasy?

ということで興味のある方はプロのレポートをご覧ください。
(わーものすごい手抜き)▲このレビュー、もう全てにおいて同意しかない。

正直なことを言うと、今回は4年前の武道館を見たときほどの衝撃と感動には至らなかった・・・というのは今はもうQueenAdam Lambertのすごさを知ってしまっていたから。やはり初体験のインパクトに勝るものはないと知る。

それに加えて、やっぱりステージがちょっと遠かったのは残念だった。武道館のときも座席のランク的には同じようなものだったのだが、あのときは本当に手を伸ばせば届きそうなところにブライアンがいた(まあそれは気のせいだけど)・・・今回は肉眼ではほぼ米粒。スクリーンも遠くてよく見えない。コンデジで精いっぱい寄ってやっとこんな感じ↓


なのでやはりいまいち没入感に欠けた・・・上で増田氏が書いているように、本来もう少し小さい規模の会場向けのステージだったらしいので、そのせいもあったかもしれない。

あと、今回は当然ながら映画を見てQueenに興味を持ったという人の参加も多かったようで、それは別に全然良いのだけど、初日のさいたま公演で観客があんまり歌えていなかったとかいう話も聞いていて、私の周りもわりとそんな感じだったのでちょっと残念だった。隣のお姉さんは明らかに連れて来られた感じの人で、お仲間からサイリウムを渡されて一応それを振ってはいたけど、あまり歌はよく知らないわという感じだったし、後ろの席には大学生くらいの男女グループが座っていたのだけど、開演前に「最初のクイーンのメンバーはあのもじゃもじゃの人だけなんでしょ?」「えー、ドラムの人もじゃない?」「クイーンって(フレディ以外に)あともう一人いなかったっけ」「その人も死んじゃったの?」「えー、どうだっけ?」などという会話をしていて、「ジョンは生きとるわ!!」と振り返ってツッコミ入れたくなったのだけど、そんな今出ている人たちが誰かも曖昧なような認識でライブに来ているんだなとちょっと悲しくなった・・・S席とはいえそんな安くもないのに。そりゃもちろん各自好きに楽しめばいいと思うけど、せっかくブライアンが「イッショニウタッテクダサイ!」って言ってくれてるんだから歌おうやぁ~(でも後で博士のインスタ動画を見たらちゃんと大合唱っぽくなっていたので、やはり席の問題だったのかもしれない)。

なんかネガティブな点ばかり上げてしまったけど、もちろんコンサートは素晴らしかった。遠いとは言え正面の席だったので、美しい光のスペクタクルショーを全部堪能できた。こういう圧倒されるような演出は武道館のときにはなかったな。


▲上の記事で触れられている「Who Wants to Live Forever」の光の波(終わりのちょっとだけ)

アダムの歌にはもう全幅の信頼を置いていたけど、本当にますます自由闊達さを増して、楽しそうに歌うので見ていて気持ちが良い。一緒に演奏しているおじいちゃんたちも楽しそうで幸せな気持ちになる。

バラード系の曲のときの客席のスマホライトの海もすごくきれいで感動。

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Brian Harold May(@brianmayforreal)がシェアした投稿 -

 ▲博士のインスタより。これは大阪公演だけど、名古屋でもこんな感じ。
上で「ニッポンゴォ!」て言うてるけど、博士の日本語MCも進化していて「オゲンキデスカ!?」「ロジャー・テイラーサンデスゥ!」が生で聞けて嬉しかった(笑)

ところで今回、撮影OKだったのが前回と最も違った点だったかも。撮影している暇があったらライブに参加したいとは思うものの、許されているならやっぱりちょっとは記念に残したいとも思ってしまう。しかし手が空いてないと拍手ができないので、右手にコンデジのストラップ、首から双眼鏡のストラップ、左のポケットにはスマホという形で挑んでいたのだけど、手拍子したり双眼鏡のぞいたりスマホライトつけたりする合間に「あっ、今かっこいい、撮りたい」というのが入ってくると忙しくていかん。私のところからでは大してうまくも撮れないし、いっそ撮影不可だったほうが集中できたかもしれない。

でも全部終わって宿へ帰ってきてツイッターを見ていると、今同じライブに参加していた人たちが写真や動画をいっぱい上げ始めていて、違う角度から追(再)体験できたのは面白かった(自分の記憶の上書きはどうかとも思うのだけど、ロス感を埋めるのにどうしても見てしまう)。ステージの近くで撮っていた人の動画を見ると、あ~ここはこんなパフォーマンスだったのかと再認識。しかしみんなあの熱狂の中上手に撮るなぁと思いながら見ていたら、そのうち「#QALの写真撮るの下手くそ選手権」なるハッシュタグができて、これが面白すぎるのでヒマな人はぜひ見てみてください。こうしてコンサートが終わってからもだいぶ余韻を楽しめるのは悪くないと思う(なかなか現実に戻って来られないのは困るけど)。

それにしても前回2016年に武道館公演を見て、また次に来日してくれたら絶対見に行きたいと思ったその翌年に病気したんよね・・・あのとき生き延びたからこそ映画も(6回)見られたし、今回の来日公演にも参加できたよ。長くファンを続ける秘訣は、
f:id:enteecke:20200208203054j:plain
(これがやりたかっただけ)

また来てくれて本当にありがとう。まだまだ元気で活動を続けて、ぜひもう一回くらい来日してください!

 

翌日につづく。

名古屋旅・その1 The Rhapsody Tour 前編

名古屋へ行ってきました。

名古屋って新幹線で通過するばかりでちゃんと行ったことがない。だって特に用事がないし・・・とそういう人けっこう多いような気がするけど、私もその一人でした。でも今回初めて用事ができた。

クイーンが来るのだー!!

ということでQUEENADAM LAMBERTのコンサート「The Rhapsody Tour」@ナゴヤドームに参戦するために、初めて名古屋へ行ったのであります。
関東はその前にさいたまスーパーアリーナで2日間公演があったのだけど、5月のプレオーダーから何回申し込んでもチケットが当たらず・・・(泣)辛うじて当たったのが名古屋公演だった。まあ名古屋が今回の日本公演の最終日だし、せっかくだからついでに名古屋の観光もするからいいのだ。

というわけで、2泊3日名古屋旅。

【2020年1月30日(木)】

パンダさんは前日から出張で九州に行っているので、今日は私ひとり旅(翌日の晩、名古屋で合流する予定)。新横浜駅でダウンジャケットの中にクイーンTシャツを着たおばお姉さんとすれ違い、早くもちょっとテンション上がる。私もコートの中は嬉し恥ずかし、2016年の武道館公演の物販で買ったクイーンTだったりするんですよ。正午前に名古屋駅着、JR在来線に乗り換えて大曽根駅へ。予約してあった宿に荷物を置き、イオンの無料シャトルバスを利用させてもらってナゴヤドームへ。
コンサートの開場は17時なのだけど、物販が13時からで、すでに行列ができているという話なので行ってみたのだけど、


▲13時に着いたらこの状態だった(ゴールは突き当たりから左へ50メートルくらい先)
そういえば4年前も雨が降る中、武道館の周りを1周するくらい並んだのであった。今日は寒いけど晴れていて良かった。
今回のこの行列は実は50,000円のGOLD席を買った貴族たちの列の後に平民の列が続いていて、平民列の先頭の人が辿り着いた時点ですでに売り切れているアイテムがいくつかあったよ!という話がツイッターに流れてくる(そしてそれらが今(コンサート終了後)メルカリで売られてるとか・・・)。


▲意外と早く1時間くらいで辿り着き、お目当てを無事ゲット。

その後、イオンモールの方へ行ってみたら、入り口のところに何やらまた行列が。テントを出して、クイーンのチョコレートを売っていた。


▲すでに売り切れが続出。
物販につぎこんだ勢いで財布の紐がゆるゆるになっている奥様たちがここでホイホイ捕まっているらしい。もちろん私もフラフラと捕まる。しかし並んでいるうちにお目当ての商品が売り切れになり、なんか聞いたら高島屋でも売ってるというので、今度そっちで買うことにして列を離脱。


イオンモール内でも今日は全力でクイーン推し


▲45年前の名古屋城、ジョンとフレディと子供たち。ええ写真や~


▲物販から流れてきたクイーンファンたちで人だかりができている。


イオンモール内の書店でもクイーン関連本特集。こちらも人だかり。

気づいたらイオンモール内、そこらじゅうクイーンファンがうろうろしている(物販で買ったトートバッグを下げているのでバレバレ)。まだコンサートの開場まで時間があるので、お茶でもして時間をつぶそうという感じなのかな。

私もちょっとお茶でも飲みたい気持ちだったが、コメダは混んでいるし、ここはいったん宿に戻って体力温存することにする。

 

あら?コンサートまで辿り着かなかった。まあいつものことです。
次回につづく。

お正月2020

あけましておめでとうございます。

こちらに引っ越してきて最初のお正月を迎えました。

元日に初詣に行こうと思ったのだけど、生活圏内でなじみの寺社仏閣というのがこれと言って思い当たらず・・・京都だったら迷うほどあったのに。グーグルマップで検索して、徒歩20分くらいのところにある小さな神社へ行ってみたら、お宮の前に参拝のための長蛇の列ができていた。

この辺りの人がみんなここへ来るんだろうね。30分くらい並んだけど、お正月らしく気持ちの良い晴れの日で良かった。

 

2日からは1泊で有馬温泉へ行ってきました。今年は私の実家のほうが喪中で家のお正月は何もしないので、代わりに米寿の婆さんを温泉へ連れて行く名目で、そこで集まろうということになったの。
婆さんを慰労し、甥っ子にお年玉をあげ、ご馳走を食べて(トップの写真は旅館の朝ごはん)、温泉に入り、(家族対応は基本的にめんどくさいのだが)なかなか良いお正月でした。旅館でやっていたお年玉くじを引いたら、1等のおみやげ詰め合わせ↓を当ててしまったので、私の今年のツキはもう使い果たしたかもしれない。

 

ところで今年は年賀状をしなかったのだけど、毎年作ってきた「干支の歌」を今年だけ作らないのも気持ちが悪いのでやっぱり作りました。そしてせっかく作ったのでここに載せときます。

f:id:enteecke:20200104203606j:plain

ねずみ年には「ミドシ」が入っている。そしてなんと初の5拍子。歌はカピバラ温泉のイメージですよ。一応「ね(子)」で韻を踏んでいるつもり・・・

例年通りハガキベースで欲しい方は送らせて頂きますので、ご遠慮なくお申し付けください(いないと思うけど・・・)。

 

ということで本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

zum Geburtstag

先月のことですが、うちの祖母の誕生日祝いをしたそうで、父から写真が送られてきた↓

ので、ばあちゃんにおめでとうメールを送ったら、ばあちゃんからこんな返信が来た↓

ばあちゃんwwwww

 

先週のことですが、私の誕生日祝いをしてもらいました↓

只いたづらに歳をかさねて40にもなりました。
此れからはみなに迷惑かけないようにいいオバさんになれるよう精進していきたいとおもいます。

 

・・・言うてみただけです。

いや、これからもみなに迷惑はかけるでしょう 。でもせっかく40代を経験できるのだから、いいオバさんになれるようできるだけ精進したいと思います。 

よろしく(*^ ^*)v

 

紅白に応募してみた2019

 今年、初めてNHK紅白歌合戦の観覧に応募してみた。

今まで一度も出たことがないスピッツが万が一出るとしたら今年しかないだろうと思って応募してみたのだけど、

▲まあ当然、落選しました。

NHKさんの発表によると、1,230,944通の応募に対して当選枚数1,227枚。当選倍率1003倍。1枚しか出していない私が、そりゃ当たるわけない。スピッツもやっぱり出ないみたいだし、今年もいつも通り家でまったりテレビ見ます。

それにしても応募してみて初めて知ったけど、紅白の観覧って往復はがきのみの受付なんですね。この令和の時代に!それは何、長いこと受信料を払っている世代の方々ほどネットで応募なんてとても無理だからなのか、それとも応募者に往復はがき代とはがきを書く手間を負担させることで多少なりとも応募のハードルを上げようということなのか(ちなみに観覧は無料)、はたまた日本郵便との癒着か。

だって123万枚のはがきを半分に切って当落を印刷して返送するって、考えただけでもすんごい事務方の仕事量のような気がするけど・・・そんなことないの?

応募する側にメリットがあるとすれば、一人で何通でも応募して良いという点で(でも当選は1通のみらしい)たくさん送れば送るほど当選確率を上げることができる。ツイッターで今年当たったという人のツイートを見たけど、なんと一人で1,200通送ったとか書いてあって軽く引いた・・・だって往復はがき1枚126円ですよ。×1,200って・・・ほんまかいな。でも倍率1000倍だから、実際それくらいしないと当たらないのかも。でもそういう人がいるからますます倍率が上がるわけで・・・???ていうかその1,200通出した人は、家の郵便受けに1,200通の返信はがきが届くんだろうか。

なんか考え始めるといろいろ恐ろしいシステムだ。

しかし1枚だけ出して絶対当たらないと限ったわけでもないですよね。今年出してみて思ったけど、1枚でも出してあったら、年越しの予定を考えるのに「もしかしたら紅白見に行くかもしれないし」とちょっとワクワクできて楽しい。宝くじ買うのと同じですな。来年からも毎年応募し続けてみようかしら(でもだんだん本気にならないように気をつけます・・・)。

auf der G-Saite

松ヤニが1年やそこらでなくなるかぁー!!
(↑先週の某ドラマを見ていた私の心のツッコミ)

誰か見てた人いません?同じとこツッコまなかった?

見てない人のために一応説明しておくと、大人のバイオリン教室に通って1年ほどになる男子と女子がおりまして、男子が女子に路上で誕生日プレゼントの包みを渡すのであります。
女子「これ何?」
男子「松ヤニ」
女子「色気ないなぁ~」(中略)
男子「じゃあ返せよ」
女子「やだ。ちょうどなくなりかけてたし」
男子「知ってた」
女子「えっ、嘘!」
男子「・・・うそ」

とかいう胸キュン(死語?)シーンなのである。松ヤニなぞという地味なアイテムにこんなキューピッド役が与えられて光が当たるのは大変喜ばしいのだけど、思わず冒頭のツッコミを入れてしまう。
注:松ヤニとは、バイオリンを弾く際に弓の毛に塗って摩擦を起こさせるもので、ほぼ毎回使う必須アイテムではあるのだけど、そうそう減らないので、落として砕けるか、あえて違う種類を試そうとするかしない限り滅多に買い替える機会がなく、私は今使っているやつ(20年前に楽器と一緒に買った)を一生使うんじゃないかという気がしている。

録画してあったので、念のためさっき女子が松ヤニを塗っていたシーンをもう一度見てみると、確かに松ヤニが半分くらいになっている。でもそれでもあと数年はもつと思うよ!

このドラマ、初回から見ているのだけど、バイオリンを始めたばかりの人たちの話なので、ぎこちない演奏ポーズにむしろリアリティがあって、よくある楽器ものドラマの違和感があんまりない(先生以外は・・・)ところが良い。そして憧れの例の曲を弾くのに「先生、このフラジオの音だけはどうしても弾けるようになりたいんです!」(いやいや、フラジオはそんなむつかしくないやろ)とか、発表会の直前に「かっこいいとこ見せようよ」と言って指板に貼ってあったシールをはがし、代わりに鉛筆で指板に指の位置を書き(!)、鏡を見て「ほら、すごく弾ける人みたい♪」(なんじゃそりゃ!)とか、ちょいちょいツッコミどころがあってけっこう面白い。

でも、初めてみんなで曲(「星に願いを」)を通して弾けてめちゃくちゃ喜んだり、その後家でひとりで弾いたらあまりうまくできず「最初に弾けたときはあんなに感動したのになぁ・・・」と落ち込んだり、そうそう、わかるよその気持ち!なところもたくさんあって、ついつい自分が楽器始めたころのことを思い出してしまう。

私がヴィオラを始めたのは高校のクラブ活動(弦楽部)からなのだけど、弦楽器初心者ばかりの1年生たちに顧問の音楽の先生から最初に与えられた曲は「きらきら星」だった。楽譜と指板をにらめっこしながら一生懸命音を探して練習していて、ふと気づいた・・・「なんか私たち(ヴィオラパート)だけみんなと調が違うくない?」そこで初めて楽譜の左端に見たことない記号が書いてあることに気づいたのであった(ト音記号の楽譜だと思って読んでいた)。先生・・・最初に教えてよ!!!
注:ヴィオラの楽譜は通常、ト音記号でもヘ音記号でもないハ音記号というのを使用して書かれていて、ヴィオラをやる人はまずその楽譜に慣れるのに苦労する。

その後入った大学オケでもヴィオラは基本的に初心者が多く、先輩に教えてもらいながら練習するのだけど、うちのヴィオラパートでは、5月の連休中に行われる春合宿の最終日に、1年生が先輩たちの前で「かえるの歌」の輪唱(輪奏?)を披露するのが伝統であった。最後の一人が弾き終わったときに、わーっと暖かい拍手が起こる。今考えても何とも微笑ましい(ビオラっぽいというか)伝統だったな(そういえば他のパートは最初にどんな曲やってたんだろう?誰か教えてください)。

まあその後は数々の分不相応な難曲に立ち向かい、撃沈に撃沈を重ねて今に至るわけなのだけど、ときどきはあの頃の新鮮な気持ちを思い出してもいいような気がする。

ということでこのドラマを毎週見ているのだけど、冒頭の男子と女子のコイバナだけだったらちょっと若すぎてついていけないところを、もう一人の教室仲間であるおばちゃんの存在が良い味出していて、私なんかはもう完全にそのおばちゃん目線で楽しんで見させてもらってます。

明日も楽しみだ♪

 

武相荘

札幌在住の友人、Musiqueさんが出張でこちらに来るということで、久しぶりに会ってお茶することに。せっかく東京も西の方まで来ているらしいので、一緒に旧白洲邸武相荘へ行ってきました。

お仕事終わりのMusiqueさんと小田急小田原線鶴川駅で待ち合わせして、ちょうど出るところだったバスに飛び乗り、ホームページに書いてある最寄りのバス停「鶴川一丁目」で降りてスマホの地図を見ながら目的地方面へ進んで行ったのだけど、どうも裏側からアクセスするルートを選んでしまったようで、道がよく分からない。
「こっちじゃない?」「たぶんこっちやろ」などとうろうろしていたら、通りすがりのおじさんが「どこ行くの?武相荘だったらこっちじゃないよ、あっちの道だよ」と教えてくれた。すみません、ありがとうございます、と言って教えられたほうの道へ行くと、さっき同じバス停で降りたおばさんがいて「武相荘行くんでしょ。こっちこっち」とわざわざ我々を待って「あの森の中よ」と示してくれた(しかもおばさんは武相荘へ行く人ではなかった)。たぶん武相荘を目指す迷い人がこの辺にしょっちゅう出没するんだろう・・・親切な地元の方々に助けられて無事到着。

ちなみに実は私は以前一度、母と行ったことがあったのだけど、何年も前のことでどうやって行ったのかもあまり覚えていないのであった。役立たずでスマン。

さて、武相荘というのは白洲次郎・正子夫妻が戦時中から亡くなるまで住んでいた邸宅を記念館として一般公開しているもの。

内部撮影不可だったので写真はないですが、夫妻の仕事や生活の中で使われていた道具類や着物などが展示されてます。家の中の隠れ家のような正子さんの書斎が居心地良さそうで良い感じだった。

森の中の散策路もあったり。

Musiqueちゃんは正子さんの本を読んでハマったことがあるそうで。私は暮らしぶりに漠然と憧れはするけど、実は白洲夫妻についてそんなに知っているわけではないのよね。私も本読んでみようかなぁ。

素敵なものいっぱいのショップまで見て回ってから、レストランでお茶。


▲季節のデザート、りんごのパイ的な何か(忘れた・・・)


武相荘どら焼き(photo by Musiqueさん)


▲キャラメルアイス入り(photo by Musiqueさん)
図らずもどっちもオンアイス(インアイス?)だった笑

おしゃべりに花が咲きすぎて、気づいたら閉店時刻に。慌てて出たら、暖かいあかりの灯った武相荘が見られました。

短い時間だったけど、一緒に素敵な時間を過ごせて楽しかったよ。どうもありがとう。またいつでも遊びに来てね。