セビリアの土産話

パンダさんが、約3年ぶりの海外出張に行ってきました。

スペインはセビリアに1週間。私もついて行ったろかと思ったのだけど、一応パートの仕事もあるし、飛行機は高いし円安だしで、今回は留守番することにして、お土産話をいろいろ聞いた。


▲スペイン自体は何度も行ってるけど、セビリアは今回が初めてです

 

【マスク】

欧米ではもう誰もマスクなどしていないという話だけど、実際外を歩いている人たちも、ホテルやレストランの店員さんも、みんなマスクはしておらず、マスクをしないのが普通(してるとちょっと浮くくらい)という感じだったらしい。しかしなぜか地下鉄でだけはマスクをしなければならないことになっているらしく、それは皆きちんと守っているそうだ。

なのでパンダさんも基本的にマスクを外して生活していたのだけど、一度マスクを持たずに外出していて、予定外に地下鉄に乗らなければならなくなったことがあった。仕方がないのでハンカチで口を押さえて地下鉄に乗っていたら、マスク警察・・・じゃないけど地下鉄の警備員?みたいなおじさんが近づいてきて「マスク持っとらんのか」と言うので、もごもごもごとやっていたら、「はい、これ」とマスクをくれたそうだ。てっきり罰金とかかと思ったら・・・やさしい。


セビリア空港、人多いけどみんなノーマスク

 

【観光】

最近は日本もそうだけど、観光施設に入るのに入場券を事前にWeb予約しておかなければならないところがけっこうあったそうな。で、フラメンコショーの予約をして行って、受付でスクショを見せたところ、決済完了画面ではなかったらしく、「この画面じゃ予約できてないよ」と言われてしまった(なんかそんな気はしてたけど、どうしても完了画面にたどり着かなかったらしい)のだが、「今日観たいんだけど…」とねばったら、「いいよ!」つって入れてくれたそうだ。さすがスペイン(?)。
そんなして見た生フラメンコは何か刺さるものがあったらしく、帰ってきてからYouTubeでフラメンコの動画を検索して見たりしている。


▲スペイン広場、タイルが美しい

 

【食】

セビリアは、マドリードバルセロナバレンシアに次ぐスペイン第4の都市と言われているが、日本と同様、その辺の人の誰にでも英語が通じるわけではない(そしてパンダさんもスペイン語ができるわけでもない)ので、今回はグーグル翻訳が大活躍だったと。スマホをかざすと書いてあるものを翻訳してくれるグーグルレンズも便利に使ってスペイン語のメニューなどを読んだりしていたんだけど、ある時、スープ系が欲しくて「牛のなんたらシチュー」とかいうのを頼んだら、コロッケが出てきたそうな笑 グーグル翻訳は便利だけど、まだ100%信用してはいけない、らしい。


▲こちら(右)はちゃんと出てきたスープ、サルモレホ

 

【ホテル】

宿は大手ホテルチェーンの新しいおしゃれなホテルだった。


▲なんだけど、部屋の奥に謎のドアがある。


▲こんなところに、何のドア?と思って開けてみると


▲なんと別のドアが

パンダさん曰く、村上春樹だったらここから暗いところを通り抜けて異世界に行けるやつや、ということだが


▲押しても開かないらしい・・・怖。トマソンやん。


▲この部屋は赤いところ。どうもこのドアで隣の278とつながってるっぽい

手前のドア開けて待ってたら、そのうち隣の人入ってくるんじゃないの(村上春樹だったら羊が入ってくる)。上の図の隣の部屋にあるマークも謎だし、さすがスペインだ(?)。

 

とにかく今回は海外出張が久しぶり過ぎて、かなり緊張しながら行ったのだけど、なんやかやありながらも無事に帰ってきました。1週間以上経つけど心配していたコロナも発症していないし、良かった良かった。
来年あたりはそろそろ私も海外へ遊びに行きたいなぁ。