松本旅2022・その2のつづき。
昨日ホテルに帰ってきたとき、ロビーの掲示板にSKOの今日のタイムスケジュールが書かれた表が貼ってあるのに気づいた。もしかしてこのホテルに宿泊されてる関係者の方もいたりするのかしら。もしかして大浴場であの方に会っちゃったらどうしよう。朝食の会場にあの方とかあの方とかが現れたら・・・などとちょっと妄想したけど、結局それっぽい方はどなたもお見かけしませんでした。まあ関係者と言っても出演者の方とは限らないよな。
▲今回泊まったお部屋。柚木沙弥郎さんの版画は部屋ごとに違うそう。
さて、今日は夕方に予約した帰りの電車の時間まで、ぶらぶら散策しながら松本の観光スポットを回る。まずは私の中で松本と言えばここ、いつか見てみたいと長年あこがれ続けた擬洋風建築、旧開智学校へ。
2019年に国宝指定された近代学校建築・・・なんだけど現在耐震工事のため休館中。
もちろん知ってて来たんだけど、うーん、残念。開館は令和6年を予定しているとか。開館したらまた来ることを誓いつつ、この距離から見られるところだけ舐めるように見る。
▲雲が渦巻き竜が躍る派手な車寄せ
▲唐破風に舞うエンジェルズ
和洋折衷を目指すにしても、意匠のクセが強すぎるのよ(←褒めてます)。
他にもいろいろ面白いところが盛りだくさんな建物なんだけど、ツッコミは次に来た時、ちゃんと中を見学してからにしよう。
▲逆に今しか見られないかもしれない動画のQRコードが貼ってあったりする
こちらの中が旧開智学校の説明や資料の出張展示場になっていた(お土産売り場もこちらで出店中)。
▲続いて松本城へ。
天守閣にのぼってみたのだけど、階段がめちゃくちゃ急でけっこうしんどい。上に行くほど狭くて上りと下りですれ違うのも大変だし、降りるのも怖いし、なかなかにハードな城だった。裏にすべり止めがついてる足袋ソックスがホテルのアメニティに入ってて、松本城で使ってくださいとのことだったので履いてきたのだけど、これがかなり役に立ったよ。
▲この写真では分かりにくいけど、お堀の水が泳げそうなくらいきれい(とタモさんも言ってた)
▲松本民芸家具を使った古民家風の内装がいい感じの居酒屋しづかでお昼
▲同じく松本民芸家具が味わえる喫茶店、珈琲まるもにも行ってみたかったけど、月曜定休(涙)。ここも次回来た時のお楽しみだな。
松本には美術館や博物館も面白そうなのがいろいろあるのだけど、ほとんどが月曜休み。まあ月曜に観光しようとするほうが悪いのかもしれんが、ちょっと残念。
ということで午後はほぼぶらぶら歩きメインで。
▲女鳥羽川の流れ。水がほんときれいだな
▲松本は湧き水の街。至る所に井戸や用水路がある
▲暗渠の切れ目を覗いたら小さい魚がいた(ニジマスかも?)
草間彌生さんは松本市の出身なんですね。直島にもカボチャがあったりするけど、私はこの人の作品は何というか、ちょっと生理的に怖い(つぶつぶ恐怖症ではないはずなんだけど)。
▲うわ~~~(鳥肌)
▲草間彌生コーラ!?と思ったけど、これは売ってないみたい
▲あがたの森公園まで歩いてきました
▲同講堂(大正11年(1922)、重要文化財)
ここも次回のお楽しみ(多いな~)。
イオンモールに寄ってみたりしつつ、中心部に戻ってきて中町通りをぶらぶら。
▲松本民芸館の丸山太郎氏が開いた民芸品店、ちきりや工芸店
全国各地の窯の器を中心に、ガラス、布、カゴ、雑貨など、こういうのが好きな者にとってはパラダイスのようなお店。さんざん迷って、自分ち用にちょっとだけお土産を買った。
この通りにはオシャレなクラフトショップや雑貨屋さん、カフェなど、女子の好きなそうなお店がいっぱい並んでいて楽しい。
▲印象的な面構えの薬局もあったり
松本民芸家具のショールームにも(もちろん買えるはずもないが)入ってみた。こういう家具が似合うためには、どういう家に住めばいいんだろうな?
開運堂でお土産を買ったり、喫茶店に入ってお茶をしたりしてたら良い時間になったので、そろそろ駅へ向かう。
あっ、そういえば昨日見られなかった「バイオリンを弾く少女」像を見て行こう。
▲えっ?これ・・・バイオリンを弾・・・いてなくない??
▲弓も持ってないし、弾いてるとしたらピチカートか?いやそれにしても
思ってたんと違う感。うーむ。
でもこれよく見たらタイトル「萌春」だから、そもそもGoogleマップの「バイオリンを弾く少女」てとこが違うんじゃないの。それで文句言っちゃダメだな。
駅ビルで家族へのお土産と駅弁を買って、あずさに乗って帰りました。
松本、私の好きなものがいっぱいで楽しい街だったけど、心残りもまだまだいっぱいなので、きっとまた来ます。
松本旅2022、おしまい。