のらぼう菜

うちの近所に、地元で作った野菜を扱う移動販売の八百屋がときどき来る。

スーパーで買うより安かったり、あまり他で見かけない野菜を売っていたりするので、たまに利用しているのだけど、4月に入ってから、そこで「のらぼう菜(な)」というのを見かけるようになった。知らない野菜だけど、美味しいのかな?
なんとなく菜っ葉系はクセが強くて食べにくいものもあったりするので、あまり積極的に試してみようという気にならずにいたのだが、最近、ネットで全話無料公開中のゴールデンカムイを読み返していて気づいた。


▲あっ、これやん

ということで急に興味がわいて早速買ってみた↓


▲菜の花と同じアブラナ科の野菜だそうで、菜の花のような花芽がついている


▲とりあえずおひたしにしてみた

菜の花のような苦みやクセはまったくなくて食べやすい。茎のところは茹でてもシャキシャキとした歯ごたえが残っていて美味しい。この後、炒め物にも入れてみたけど、クセがないので何に入れても美味しく食べられそう。

調べてみたら、東京神奈川の西多摩地方や埼玉県飯能市周辺を中心に栽培されている伝統野菜だそうで。菊田さんは西多摩あたりの出身だったのかも。杉元も出身は神奈川のはずだけど、もっと南のほうだったのかしら。

八百屋のお兄さんによると、現在ではそれ以外の地域でもわりと作られているそうで、私が購入したのも神奈川県愛川町産だそうな。春先が旬とのことなので、そろそろ終わりなのかな。また来年出会えたら買ってみよう。

 

で、終わりと言えば、

ゴールデンカムイが終わっちゃったよ~!

私は数年前、退院後の自宅療養期間の暇つぶしにレンタルショップで借りて読み始めてハマり、こっちに来てからは単行本(電子)で買って読み続けていたのだけど、昨日ついについに、最終回を迎えてしまった。今軽くロス状態・・・いや、でもほんと面白かった。野田先生、どうもありがとうございました。大幅加筆予定という単行本を首を長くして待ってます。

ノラ坊菜の旬は終わりかもしれないけど、私の中のノラ坊の旬はまだ終わらない。無料公開期間が延長されたので、この連休でもう一回最初から読み返してしまう(3周目)気がする。ついでにゴールデンカムイ展にも行ってしまう気がする。