新オンアイス第1弾

ものすごく久しぶりに、オンアイスのネタを頂いた。

オンアイスって、確かこのブログになってから初めてですよね?
たぶんもう誰も覚えていないと思うので、改めて説明しよう!

オンアイス、正式名称【和菓子オンアイス】とは・・・

友人に京都から阿闍梨餅を送る代わりにその土地のお菓子を送ってもらい、それをバニラアイスの上に乗せて食べ、感想を述べるという近年(アヒルを中心として)流行っている遊び。
阿闍梨餅を焼いてアイスの上に乗せて食べたら美味しかったことに端を発する。
現在もトレード相手を絶賛募集中。相手が見つからない場合は一方的に阿闍梨餅を送りつけ、お返しを要求することもある(進物テロ)。

↑以前のブログからの引用

うーん、そうだったんか。いやもう自分でも忘れていたぞ。
ていうかもはや私が京都を離れてしまって阿闍梨餅を送ることができなくなっとるやないの。ちょっと定義を修正せねばなりませんな。

まあとりあえずそれは後で考えるとして、一時期ちょっと盛り上がったこの遊び、昔のブログを見返してみたら、ちゃんとネタとして書いたのは2016年1月の第8弾冨貴豆が一番直近でした。もう5年近く前かい。月日の経つのは本っ当ーに早いもんだ。

で、今回久しぶりに送ってくださったのは、その第8弾冨貴豆と第6弾シァンルルでもお世話になった札幌在住のMさんです。

オンアイス用のお菓子を送ったという知らせが突然来たので、驚きつつもアイスを用意して待っていると、届いたのはこちらのお菓子でした↓

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赤いサイロ(北海道北見市)ですよ!

2018年平昌オリンピックでカーリング娘たちがもぐもぐタイムに食べて話題になったアレです。そういやあの頃妙にカーリングにハマってずーっと見てたんだったわ(その後全然見てないけど(←典型的なミーハー))。

あれで話題になって注文が殺到し、全然手に入らなくなってしまったという話だったけど、Mさんによると、今回あれ以来初めて店頭に並んでいるのを見たとかで買ってくれたらしい。「1人1個限定で、私もまだ試食できていないので、レポ楽しみにしているよ」・・・って、ええー!?そんなもんうちに送っとる場合か!まず自分用に買わんかーい!!「アヒルさんの毒舌で斬ってもらえるの楽しみ♪」って、いったい彼女はこの企画を(ていうか私を)何だと思っているのだ。

 

ではそのようなやや重すぎる期待を背負ってレポいたします。まずは開封

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おお、小さい箱が出てきました。「萩の月」方式ですな(どっちが先か知らんが)。ちなみにサイロ1本に小箱5個入りです。

 「このおいしさはやはり北海道」

「やはり」ってとこが憎たらしいですね~(毒舌?)。
北海道つけときゃなんでも美味しそうに聞こえるというのに、さらにダメ押し。

やっぱりな~~~やっぱりな~~~(←チャイコン3楽章)

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▲箱の裏書き
なるほど、高温多湿に弱いと。そりゃもうやはり北海道生まれですからね。

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▲このくらいの大きさ。まずはそのまま頂きます。

しっとりとした歯ごたえの柔らか~いチーズケーキです。濃厚なチーズの香りが鼻に抜け、ほのかな酸味とこっくりとした甘みが口の中に広がります。でも後味は意外なほどさっぱりと軽い。チーズケーキにありがちな甘ったるさやしつこさがなくて、とっても美味しいです。これは、若い女の子たちだったら短いもぐもぐタイムの間に2つも3つももぐもぐいってしまうかもしれない。

しかし四十路のおばはんがそんなことをしてしまったらいろいろヤバいので、日を改めまして、今度はいよいよアイスの上へ。

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▲断面はこんな感じ。

冷やしても美味しいらしいですが、今回は逆にちょっとトースターで焼いて、ほんのり温めてから乗っけてみました。

しっとり食感のチーズケーキがさらにじゅわっとした感じになって、舌の上でアイスと一緒にとろけます。庶民的アイスがチーズケーキと混じりあって高級アイスに格上げされる。うんまーい♪

Mさん的には、今回はアイスとの相性というよりレア度で選んでくれたという話だったけど、オンアイスとしてもばっちりだったよ。やはり北海道!
次見かけたら今度こそ自分で食べるために買ってください。どうもありがとう!

さて、お返しに阿闍梨餅を送りたいのだけど、当然この辺では手に入らない。横浜銘菓、ありあけ~のぉ~ハ~バ~♪なら近所で売っているが、それもなんだかなぁ(ここ横浜ちゃうし)ということで、うちの御用達のケーキ屋さんの地元銘菓を謳うお菓子を送らせていただきました。

 

ということでオンアイスは定義を以下のように変更し、今後も活動を続けてまいります。

【〇〇オンアイス】とは・・・

友人にアヒルの居住地から美味しいものを送る代わりに〇〇を送ってもらい、それをバニラアイスの上に乗せて食べ、感想を述べるという近年(アヒルを中心として)流行っている遊び。
阿闍梨餅を焼いてアイスの上に乗せて食べたら美味しかったことに端を発する。
現在もトレード相手を絶賛募集中。相手が見つからない場合は一方的に美味しいものを送りつけ、お返しを要求することもある(進物テロ)。

〇〇のところは和菓子に限らないし、もはやお菓子にも限らないことにする。「醤油」とかでもいいですよ。でもできれば食べ物の範疇でお願いしたいです。

この企画は皆さまのご協力で成り立っております。どうぞよろしくお願い致します。

 

One more time

落とし物をしてしまった。

落とし物というのは、私にとっては路上観察の一環として鑑賞・採集するもの(こないだ書いた片手袋みたいな)であって、自分がするものではないはずなんだけど、まあそういうこともたまにはある。

何を落としたかというと、日傘です。

そんなもんどうやって落とすんじゃいとお思いかもしれないが、どこかに置き忘れたとかではなく、本当に落としたのだ。

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▲それは昔作ったこの藍染めの日傘ではなく、

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▲こちらの浴衣地で昨年作った日傘であった。

なんでまた別の日傘を作っているのかというと、まだ病み上がりだった一昨年の夏に上の藍染め日傘をさして歩いていたら派手に転んで傘の柄をボキッと折ってしまい、それを直そうと思って昨夏ユ〇ワヤで新しく日傘キットを買ってきたら、サイズが違っていて使えなかったんだけど、捨てるのももったいないから別の生地で作ったのがこの日傘なのだ(ちなみに藍染めのほうはさらにまた別のキットを買ってきて直した)が、そんなことは今どうでもいい。

これはこれでまあまあ気に入って使っていたのだけど、先日急な夕立があった日に雨傘の代わりに使って濡れてしまったので、乾かしてから全面にUVカットスプレーをかけなおし、ベランダの物干し竿を引っかけるところに逆さに引っかけて干したのだった。

今考えたらそんな不用意なことをしてはいけなかった、ほんまに阿呆だったとめちゃくちゃ反省しているのだけど、あとはもう皆様のご想像の通り。

しばらく別の用事をしていて、ちょっと風が強くなってきたな~と思って見に行ったら、すでに日傘は消えていた。

えっ、落ちた・・・!?

慌ててベランダから下の地面を覗き込んでみた。が、そこには何も落ちていない。見渡せるだけ近所を見渡してみたけど、それらしきものは見当たらなかった。

うちのマンションの裏は大家さんの自宅の庭なので、もしかしてそこに落ちているかもしれないと思い、大家さんのところへ行って事情を説明し、捜してもらったけどなさそうだった。そんなに遠くへ飛んでいくとも思えないけどねぇ、もし見つけたらお知らせしますよ、と言ってもらって大家さんとは別れ、それから近隣一帯をひと通りうろうろ捜し回ってみた。

しかし下に落ちたのでなければ、風に乗って遠くまで飛ばされてしまったのだろうか。でもそんな強風が吹き続けていたということもないから、飛ばされたとしてもこの近くに落ちていると思うのだけど・・・もし高い木の上に引っかかってたりしたらもう自力ではどうしようもない。電線に引っかかってたりしたらもはや消防案件だ・・・いやそれよりも、飛ばされた拍子に歩いている人に当たったり、道路を転がって交通事故を引き起こしたりしていたら、ごめんなさいでは済まされない。もう、ほんとになんてアホだったの私。とにかく早く見つけて捕獲しなければ。

閑静な住宅街でキョロキョロと、人の家の庭先を覗き込んだりたまに上を見上げたりしながらウロウロしている不審な女。あまり長くやっていると通報されかねない。というか暑くて倒れそうになってきたのでいったん帰宅した。

もう一度ベランダから近隣を見渡してみる。もちろんどこにも傘は見当たらない。目の前の電線に鳥がとまっていた。
「小鳥さん、私の日傘見なかった?」
「ああ、見たよ。あっちのほうへ飛んでいったよ。」
って私がジークフリートだったら小鳥さんに聞けるのに…などと空しい妄想をしている場合ではない。
そうだ、傘の気持ちになって考えてみよう。ここに吊るされてぶらぶらしていたら、急に強い風が吹いてきて、ふわっと煽られて、あ~~れ~~~!・・・ってその場面を想像したらちょっと笑え・・・いや笑てる場合やないねんて。てかそれだったらこの辺に落ちてそうなんだけどなぁ・・・自分の想像力の限界を感じる。
そういえばこないだナイトスクープ(こちらでは神奈川ローカルテレビ局で金曜の20時とかに関西の2か月遅れくらいで放送されている)を見ていたら、家の中でケージから脱走して行方不明になったヘビを捜すのに、同じ種類のヘビを連れてきて同じように脱走させて行動を追ってみるというのをやっていたが、あれに倣ってもう一度別の日傘を吊るしてやってみたら・・・と一瞬思ったけどさすがにやめておいた。

夕方、少し涼しくなってから、もう一度近所一周うろうろの旅に出てみた。うちのベランダから消えてから少なくとも数時間経っている。開いた状態の傘がそんなにいつまでも道に転がっているとも思えないから、誰かが拾ってその辺に引っかけてくれてるかもしれないと思い、その視点でも捜してみたがやはり見つからなかった。近所で事故があったような雰囲気はないので、その点は大丈夫そうだ(と信じたい)けど、本当にいったいどこへ行ってしまったのか。ヘビは逃げたらその日のうちに見つけなあかんと言っていたな・・・飛んでった日傘とはもう二度と会えないんだろうか。

 

翌日は休日で、朝から雨だった。どこかで寂しく濡れそぼっている日傘ちゃんを思って悲しくなった。午前中にパンダさんと買い物に行きがてら、また近所をキョロキョロしながら歩いてみた。午後は少し家から離れたところまで歩いて出かける用事があったので、さすがにここまで飛ばされて来ているようなことはないだろうと思いつつも、念のためあちこちに目を配りながら歩いた。

夕食を近所に食べに出ることにしたので、あえてまだ行ってない方面にあるお店を選んで、日傘を捜しながら行くことにした。もう日が落ちて暗くなっていて、こんな状況で捜しても見つけられそうにないとは思ったが、少しでもそれっぽいシルエットがあったら近づいて行って確かめた(駐車場のフェンスに何か引っかけられてると思って見に行ったら、ハンガーに吊るされたジャケットだった。なんでこんなとこにジャケット吊ってあんねん(怒))。しかしやはり何の収穫も得られなかった。

これだけ捜しても見つからないのだから、もう諦めたほうが良さそうだと頭では分かっている・・・でもたぶん私はこれからしばらく、近所を出歩くたびにキョロキョロとあの子を捜してしまうんだろう。向いのホーム、路地裏の窓、こんなとこにいるはずもないのに。

しょんぼりしながら帰ってきて、マンションの集合ポストに郵便を見に行ったら、ああっ!?

そこにいたのは、まぎれもなくあの子だった!
掲示板に貼られた「落とし物です」の貼り紙の下に、たたまれた状態の私の日傘が立てかけられてあった。

わ~~!!お前、帰ってきたんか~~!!
もう二度と会えないと思っていたのに、よくぞ帰ってきた!!

いつからここにあったんだろう?少なくとも昨日はなかったはずだ。ていうかやっぱりマンション内に「落ちて」いたのか。え、もしかして、斜めに飛ばされて下の階のベランダに入っていたとかそういうこと・・・!?しえー。突然家のベランダに見慣れぬ傘が落ちていたら、さぞやびっくりされただろう・・・ほんとごめんなさい。そしてご親切にありがとうございます。

そのまま大家さんのところへ行って報告し、掲示板にお礼の貼り紙を貼らせてもらう許可を頂いた。この度はありがとうございました、傘が落ちた拍子にお宅のものを壊したりしてしまっていないかと心配しています、もし何かあれば〇〇号室へお知らせください・・・というような手紙を入れて「傘を拾って下さった方へ」と書いて貼っておいたら、翌日にはなくなっていたので、おそらくご本人に届いたに違いないと思っている。

それから何日か経つけど、今のところ誰からも何の連絡も来ていない。もしかして何か被害があったかもしれないが、賃貸マンション内のドライな近所付き合いの中のことなので、あえて名乗るのを控えられたのかもしれない。ここで謝っても仕方ないけど本当にご迷惑をおかけしてすみませんでした。ありがとうございました。

というわけで親切なご近所様のおかけでこの一件は無事に落着した。そういえば冬にエレベーターの中で片手袋を落としたときも、どなたかが拾って引っかけておいてくれたんだった。落とし物をすると、いつもはドライな近所付き合いのあたたかい部分に触れるなぁ・・・などと言うてる場合ではない。ほんとに反省してます、申し訳ありませんでした。

梅仕事2020

今年も梅仕事をした話を書きかけたまま放置していて、気づいたらもう9月になってしまった。すっかり梅の時期を逃してしまったけど、せっかく書いたので上げます。

♪♪♪

ちょっと前の話ですが、たまたま見たカンブリア宮殿、チョーヤの回が結構面白かった。

www.tv-tokyo.co.jp

一昨年、京都にいたとき私も行った梅体験のできるお店が、今年鎌倉にもオープンしたそうで、連日予約の取れない人気ぶりだそう。チョーヤって本拠地は大阪(羽曳野)だそうですが、大阪でなくてわざわざ京都とか鎌倉とかに出店しているところが、何というか、あざといさすがです。
さらに昨年は銀座に梅酒バーをオープンさせたそうで(行ってみたい)、さぞかし大企業なんだろうと思ってたら、なんと社員数たったの130人の小さな会社だという話だからびっくり。さらに創業時はワインメーカーだったのを、社長が引退旅行で訪れたボルドーで本場のワインの素晴らしさを知ってしまい、「こら全然かなんわ」となって2代目からは「梅酒に転向しなはれ」ということで梅酒の会社になったんだそうな。そこからもいろいろあったらしいんだけどなんせ面白かった。オンデマンドで見られるみたいなので興味のある方はどうぞ。


さて梅仕事ですが、うちは今年は梅干しだけ作りました。
それが梅2キロを3袋に分けてジップロック漬けにしたのだけど、1袋だけなんか変なのが出来てしまった。梅酢が上がって、途中で紫蘇を入れて、干す段階まで特に変わったことはなかったのだけど、いざ干そうと思ってジップロックを開けたら、むむ?なんか変なニオイ!人工的な機械油のような、食べたらいかんもんみたいな匂いがするのだ。
梅酢をボウルに開けてみると、なんだか濁っている。カビたのかとも思ったけど、カビっぽいものが浮いているわけではない。もしかしてこれが発酵という現象なのか?でも梅の実自体はガスで膨らんだりしていないし、それに発酵なら甘い匂いがするというが、そういうのとは違う匂いだし。
ボウルにあけた梅酢は、しばらく置いておくと何かが沈殿して、上澄みは透明になった。実の皮がやぶれて果肉が出るとこういう状態になったりするらしいが、実にはそんな傷はない。なんなのよこれは~?

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▲とりあえず全部干す。

下段のが変な匂いの子たち。
実はこの子らは、買ってきたときまだ青かったのを寄り分けて、2~3日追熟させてから漬けた子たちだった。漬ける際もまだ充分な熟し方ではなかったものの、梅酢は一応上がったし大丈夫だと思っていたのだけど、なんか良くない梅が混じっていたのだろうか。

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▲匂い以外はまあ普通・・・全体的に固い感じだけど、まあこれはこんなもんでしょう。熟しが足りない梅で作った梅干しって、こんな感じで実も皮も固い(干すことで多少柔らかくはなるけど)。そして干からびるばかりで全然梅蜜が出ない。

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▲対してしっかり黄色く熟したのを漬けた梅は、干す前から皮がつまめるくらい柔らかかったりするし、干してる間にも梅蜜が出てくる。上の写真のしっとりしてるのは、まだ乾いていないのではなく、梅の実から湧き出るエキスによるものです。

やっぱり柔らかくてしっとりしているやつのほうが美味しそう(とはいえ、うちのばあちゃんが昔から作っていた梅干しは固いのが標準で、子どものころからそれを普通に食べていた私は、家庭で作る梅干しってそんなものだと思っていた。ので、そういう梅干しだと思えばそれも失敗というわけでもないと思うけど)。そして「柔らかい良い梅干しを作るためには、青い梅は追熟させてから漬けましょう」ってよく言われるのだけど、追熟が上手く行ったためしがないよね。青い梅は追熟させてもやっぱり青い梅なりの仕上がりにしかならんと思うのだけど。みんなそんなことないの?

話が逸れてしまった。で、変な匂いの子たちだけど、干してから夕方取り込むときに、まともな匂いの方の梅酢に戻す、そして翌日また干す、というのを2回くらいやったら、だいぶ変な匂いも薄くなってきた。3日干して、もうこれで完成というのをひとつ食べてみたら、匂いを気にすれば気になるかな~というくらいで、変な味は特にしない。まあ食べられないこともなさそう。
念のため他の梅干しとは混ぜないで、別のビンに入れて保管。1年後(うちの梅干しはだいたい1年くらい寝かす、そのほうが角が取れて美味しくなる気がするから)どうなっているか分からないけど、もしそのまま食べられる状態でなかったら、風邪のときおでこに貼るとかそういう使い道を考えよう・・・しかし結局どういうわけで変な匂いになってしまったのか謎だ。

謎と言えば、これも失敗というのとはちょっと違うけど、2016年に作った梅干しは、どういうわけか、保管している間にカピカピの塩が吹いてしまった。
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▲右のほう。カビみたいに見えるけど、塩です(たぶん・・・)

この年のは干してるときからあまり梅蜜が出て来ず、なんかいつもと違うな~と思ったんよね。たっぷりの蜜に浸っているその前年のとだいぶ違う感じ。塩分はどちらも同じ18%だし、保管場所も同じなんだけどね。このように塩が浮いてくることはままあることのようで、別にこうなったからと言って食べられないわけではない。しかしこれも、どうしてこの年のだけこうなったのかよく分からない。

塩といえば、2015年に漬けた小梅も、放置している間に塩が出てきたのだけど、こちらはきれいに結晶化してキラキラしている▼
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なんか条件がうまいこと重なるとこうなるんでしょうけど、これもなんでこれだけこうなったのか謎。ていうかこんなになるまで置いとかないで、さっさと食べてしまいなさいよという話なんですよね。でもついつい毎年多めに作ってしまって在庫ばかり増える・・・

毎年(と言ってもまだ7回目くらいですけど)作って思うことは、結局、どんな梅干しができるかというのは、ただもう漬ける前の梅の状態によるんじゃないかということですわ。塩加減とか清潔保持に気を遣うとか、基本的なことは必要だけど、それ以上人間が何をしようが梅干しの出来に影響することはほとんどないんじゃないかという気がする。つまり、良い梅干しを作ろうと思ったら、良い梅を選ぶこと、それに尽きるのではなかろうか・・・いやそんなことを言って、上達のための努力を放棄してはいけないとは思うものの、それ以上のコツが今のところ見つけられないのよね。それとも、もっともっと経験を重ねて熟練の梅干し婆になればまた違うんかしら。

3密を避けて遊ぶ

コロナ禍で最近本業のほうでもYouTuberをやっているパンダさんなのですが、以前からある趣味のチャンネルに新しい動画が2本も追加されたよ~!(←宣伝しろと言われた)


恋/星野源(ピアノ)
▲大衆に迎合した選曲。
見所は弾き終わったあと手がパッとなるとこです。


Crazy Little Thing Called Love / Queen (piano)
▲嫁の趣味に迎合した選曲。
見所はなんと言ってもTシャツ。

 

ついでに懐かしい過去の人気作も貼っとこう。


Kiteyo Perman
パーマン


Lohengrin Vorspiel zum dritten Akt (piano)
ローエングリン

 

見てくださってありがとうございます!!
いいね、コメント、チャンネル登録お待ちしてます!!(←言うとけと言われた)

 

コロナ禍の路上観察

数日前、この記事↓を見て、

ハチ公もマスクしてる・・・と思った。

このあたりの街では、

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▲あの人も

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▲この人もマスク。

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▲この子のマスクは可愛いけど小さすぎるような(ヒモが食い込んでるし)

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▲ちゃんとハナまで覆ってあげなくては、と思ったらこうなるよね

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▲そうにゃん(知ってる人は神奈川県民)もマスク(非売品)。

インスタでは狛犬とか銅像とかがマスクしてるのも見かけたし、たぶん今いろんなところでマスク姿の〇〇が出現しているに違いない。コロナ禍の今だけ見られる路上観察、いいなー楽しいなー探しに行きたいなー。でも今、用もないのに街中をうろうろできる状況でもない。

ということで募集します。皆さん、近所でマスク姿の〇〇を見かけたら写真を撮って送ってください。差し障りがなければこのブログで紹介させていただきます。いや、たまたま見つけたらで良いんですよ、周囲と自分の安全を確認した上で、もし手に入ったらぜひお願い致します。

 

ということで気づけば2か月ほどご無沙汰してしまいましたが、元気でやっております。生活にまったく変化がないので、ついつい更新をサボってしまった。何もない日常からどうでもいい話を捻り出して書くのが私の日記の趣旨だったはずなのに。いかんいかん。

そういえば、今月3歳の誕生日を迎えました。造血幹細胞移植を受けた方々は、生着した日を第2の誕生日にする人が多いらしいのだけど、私は生着日が2回あって結局よく分からないので、移植が行われた日を誕生日ということに設定しているのだけど、3年目にして早くも自分で忘れていて、数日過ぎてから「あれ?こないだ誕生日だった?」と気が付いた・・・3歳の私、ごめんよ。

いや、でももはや忘れているくらい日常的には普通に過ごしているということで、結構なことです。先日、3年目の検査をしに病院へ行ってきて(上の写真はほぼその時に集めたもの)まだ結果は出ていないけど、たぶん大きな問題はないと思う。もちろん、まだ3年目、何がきっかけで再発するかわからないし、油断はできないけど。このまま何もない日常に感謝して過ごしていきたいものです。

 

手袋いろいろ・その2

手袋いろいろ

私が路上観察活動の一環でコレクションしている「落とし物」のカテゴリーの中で、冬場によく採集されるのが「片手袋」である。

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▲こんなんとか

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▲こんなんとか

この冬も上記を含めいくつかが私のコレクションに加わってくれたのだけど、そろそろ暖かくなってきて出会える確率も低くなってくる頃だなと思っていたら、近ごろ新たにこんなんたちに出会うようになった。↓

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▲ビニール(もしくはポリエチレン)製。

これはやっぱりアレかね、コロナの関係で吊り革とかドアノブとかに素手で触りたくないと思っている人たちが、春になってニットや革の手袋では暑くなってきたものだから、仕方なくビニールの手袋をして歩いている(そして片方落とす)という現象でよろしいか?
コロナの影響がこんなところにも表れておるのですなーははは。 

さて気づいたら5月になってしまいましたが、私は元気です。
今年度も引き続き、家の近所で事務のパートに出ております。緊急事態宣言後、うちの職場は2班交代制で半分ずつ在宅勤務をすることになったのだが、パートの私はそれ用のパソコンがないため在宅はできないらしく、代わりに2日に1回は本来のオフィスとは別の会議スペースみたいなところに隔離されて仕事している。てことでステイホームな世の中だというのに、私は平日はほぼ毎日仕事に出かけてたりする。
まあ通勤は自転車か徒歩なのであまり問題ないし、このご時世に仕事があるというのは大変ありがたいことだと思うのでそれはまあイイんですけど、パンダさんは4月入ってからほぼ在宅勤務なんですよね。朝パンダさんに見送られて出かけ、帰ってきたらパンダさんが家にいる・・・こんな立場逆転現象が起こる日が来るとは思いも寄らなんだ。でも、こんなに「いってきます」と「ただいま」を言える日々というのも今だけだろう(と思いたい)から、せいぜい楽しむことにしよう。

ステイホームは私の得意技なので、それ自体は全然苦にならないのだけど、日記に書くようなネタがない・・・この機会にコレクションの整理でもしようかしら。